メキシコにおける販路開拓の報告【販路開拓支援事例】
2013年11月上旬より3週間、日本の製造業様のメキシコ参入に関するフィージビリティスタディのため、現地の潜在的な顧客、提携先、競合との打合せを22件アレンジしました。こちらの企業様はこの訪問によって得た情報に基づき、参入戦略を意思決定されます。 |
<サービスの概要>
プロセス | 実施内容 | |
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対象企業との 打合せアレンジ (約1ヶ月) |
・対象企業選定基準の作成 ・対象企業のリストアップ ・コンタクト用レター等の作成 ・対象企業へのコンタクト ・対象企業との打合せアポイント取得 |
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現地 訪問 |
1週目 | プエブラ、ケレタロ、グアナフアトで8件の打合せ |
2週目 | アグアスカリエンテス、サン・ルイス・ポトシ、コアウイラで5件の打合せ | |
3週目 | モンテレイ、メキシコシティで9件の打合せ |
<費用>
100万円弱 *旅費・宿泊費は別途、スタッフは同行せず
<当ケースのポイント>
クライアントは製造業で、メキシコの自動車産業がターゲットです。以前に自力で日系企業の現地法人や工場へ訪問し、ビジネスチャンスがあることは確認済で、今回は現地企業並びに欧米系企業との接触が目標でした。
参入戦略は直接投資を主軸に考えられていましたが、ジョイントベンチャーや輸出等の他の選択肢の可能性も残した上で、現地の潜在顧客、提携先、競合企業の話を聞いた上で、意思決定するというアプローチを採られました。そのため単なる販路開拓=自社製品の売込というだけでなく、様々な可能性について現地企業とディスカッションができたようです。
最初から方法論ありきではなく、現地の生の声を聞いた上での意思決定するというアプローチは柔軟性があり、様々な可能性を模索できるという点で優れています。但し、車で現地を3週間移動するという行程はかなりタフですが。
<現地パートナーのサポート>
メキシコの現地パートナーはARNI社です。アメリカ政府系機関の依頼を受けて、アメリカ企業のメキシコ参入を長年サポートしてきた実績のある企業です。今回、アポイントの取得開始が出発の10日前という過酷な条件でしたが、みごとクライアントの期待に応えてくれました。無理なお願いに応えてくれて、アナさん、本当にお疲れ様でした。
*海外販路開拓の内容はこちらを参照ください。
*メキシコ市場の情報はこちらを参照ください。