ドイツで日本市場参入に関するセミナーを開催しました
2016年7月5・6日、ドイツのケルンにて日本市場参入に関するセミナーを開催しました。当初は6日だけの開催予定でしたが好評のため定員オーバーとなり、急遽二日間開催へ変更し、両日合せて約35名の方にご参加頂きました。
セミナーの主催は現地パートナーのM+Vです。参加者は主にドイツの製造業で、日本市場への参入を検討中の方が中心ですが、何割かは既に日本企業との小規模なビジネスがあり拡大を狙っているという方でした。基調講演では、JETROデュッセルドルフ事務所の渡邊様にご登壇頂き、日本の経済、政策、そして投資環境についてご説明を頂きました。弊社からは髙山、長谷川より日本市場への参入戦略、製造業向けの営業・マーケティング、日本のビジネス文化についてレクチャーを行いました。
弊社はこれまで海外クライアントの受注はネット経由と紹介ばかりで、このように現地で行う販促策は初めての経験でした。やってみて分かったことは、セミナー受講者の参加目的と姿勢が日本とは違うということです。日本ではこの手のセミナーへ参加される方は情報収集や勉強を目的としていることが多いですが、ドイツでは具体的な課題やプランをもって参加される方が大半で、講演中でもこちらの話を遮って質問をされる方もいらっしゃいました。セミナー後には10名以上の方と具体的な商談を行いました。
ネットマーケティングや紹介と比較するとこのような販促策は費用対効果が事前に読めず、今までは二の足を踏んでいましたが、挑戦した甲斐がありました。海外市場を開拓するためには、何事もリスクをとって挑戦すべきと自分達自身が再確認する良い機会となりました。また、現地に強力なパートナーが居てこそこのようなことができたという点も忘れてはなりません。
今後は日本企業の海外進出のためのアプローチとして、このような現地パートナーの開拓や、販促イベントの開催サポートも積極的に行っていこうと思います。ご興味がある方は気軽にお問合せください。