メタルフォーミング テックデイ ジャパン2018 – シューラーグループ
2018年12月5日(水)・6日(木)、東京(品川プリンスホテル)と名古屋(名古屋マリオットアソシアホテル)にて、シューラー社主催によるセミナー「メタルフォーミング テックデイ ジャパン2018」が国内で初めて開催されました。
弊社は今年1月から12月までシューラー社のマーケット・開拓代理業務を行い、今回のセミナーでは国内における営業担当及び技術担当の2名がアレンジをさせて頂きました。セミナーでは、成形技術のフィールドにおいてシューラー社から幅広いシステムソリューションを提案できる強みと、最新の革新技術についての紹介が行われました。
セミナー内容
開催挨拶およびSchuler社の紹介 樋口 寛之
(フェネトル・パートナーズ(株))
講演1「ツインサーボ テクノロジー」
木村國男
(フェネトル・パートナーズ(株))
講演2「ダイナミックフロー テクノロジー」
Mr.Manuel Hunger(Schuler Pressen GmbH)
講演3「自動車軽量化設計に対応する3つの成形テクノロジー」
Mr. Martin Steinmetz(Schuler Pressen GmbH)
講演4「テーラードブランク レーザー溶接」
Mr. Daniel Wenk(ANDRITZ Soutec AG)
まず初めに、弊社の樋口よりシューラー社の紹介がされた後、木村が自動車製造における様々な課題(グローバル生産、材料混合、プレス機械モデル多様化等)に対応したプレス機の紹介を致しました。その後、シューラー社の営業担当のお二人よりシューラー社の技術が紹介されました。
ダイナミックフローテクノロジーは、シューラー社のダイナミックフロー技術により、レーザーでブランク材(自動車のドアや屋根の板材)を切削する加工機です。特徴としては、ブランク材の形を組み合わせて切り抜くことができます。また、金型の必要性をなくし、コストダウンにも対応しております。
その他、ホットスタンプ(PHC Flex Technology & PMS)、ハイドロフォーミング(Hydro Forming)、コンポジットフォーミング(Composit Forming)といった自動車軽量化設計に対応する3つの成形テクノロジーも紹介されました。
また、シューラー社の親会社であるANDRITZ(アンドリッツ)グループの一社であるANDRITZ Soutec AG(アンドリッツ・スーテック社)からはレーザー溶接機の紹介がありました。
日本では初めてのセミナーでしたが、自動車メーカー及び関連メーカー様には、非常に好評頂いた中で終了することが出来ました。国内のお客様にとっても効果的な生産を実現し、今後の新車技術に追いつくために必要な情報が得られた機会であったと確信しています。