マーケット情報
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世界経済は2018年と2019年にそれぞれ3.9%の成長を実現すると予測されていますが、主要経済国の中には成長率がピークに達した国もあり、経済成長の同期性が薄まってきているとも言われています。そのような中でアジアの新興市場国と発展途上国の成長率は6.5%だと見込まれています。図は2017年度の国別GDPランキングです。
(参照2018-08-24)
る自由貿易経済圏です。GDPは2000兆円以上という巨大市場で、メキシコの経済発展に伴う貿易拡大、中南米からのヒスパニック系移民による人口増加等の要因により、安定成長しています。
インドは世界第2位の人口約12.4億人を抱え、世界銀行の推計では2028年には中国を抜いて1位になると言われている巨大なマーケットです。日本からの2000~2013年における直接投資は約140億ドルに登ります。今後も、政府間の活発なサポートを背景に、両国間のビジネスは増加するものと見られています。
インドネシア、シンガポール、タイ、フィリピン、マレーシア、ブルネイ、ベトナム、ミャンマー、ラオス、カンボジアの10ヶ国による経済・社会・政治・安全保障・文化での地域協力機構であるASEAN(東南アジア諸国連合)は、総人口6億人、平均年齢も若く、比較的安価な労働力による生産地というだけではなく、今後は消費地としての成長も見込まれる市場です。
欧州連合(EU: European Union)は、全28ヵ国による経済通貨同盟,共通外交・安全保障政策など、幅広い分野での協力を進めている世界最大の単一市場を形成する政治・経済統合体です。総人口は5億人を超え、GDPは16兆4,475億ドル(2016)、そして日本とEUの貿易量は世界の約36%を占めております。
メキシコは1994年の北米自由貿易協定(NAFTA)発効後、米国と国境を接する地理的メリットと安価な労働コストを背景に、北米向け工業製品の輸出を拡大しました。なかでも自動車や電気・電子製品を中心とする工業製品は、輸出総額の約8割を占めており、メキシコ経済の牽引役です。
中国の総人口は13.5億人、1980年から2013年の33年間の実質GDPの平均成長率は9.9%を記録、2010年にはドル換算の名目GDPで日本を追い抜き、米国に次ぐ世界第二位の経済規模になりました。
韓国は世界で9番目に大きい貿易国です。人口は5150万人、GDPは1.538兆ドルで、2017年度は3.1%の経済成長率を誇りました。2020年以降から強化される環境規制によってエコフレンドリーで且つ高効率な製品が恒常的に求められており、その結果、これらの分野の高付加価値製品の市場が継続的に成長しています。
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