インドネシア販路開拓ツアー報告【販路開拓支援事例】
2015年8/17(月)~20(木)でインドネシアでの販路開拓ツアーを行って参りました。クライアントは印刷業向けの産業機械メーカー様で、現地では代理店候補6社と見込客3社との打合せを行いました。1年前に代理店を開拓したマーレシアの隣の国ですが、市場環境は全く別物でした。 |
<サービスの概要>
プロセス | 実施内容 | |
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事前準備 (約2ヶ月) |
・代理店候補基準の作成 ・代理店候補のリストアップ ・代理店候補へのコンタクト ・代理店候補との打合せアポイントの取得 |
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現地 訪問 |
1日目 | ・夕方 現地着、事前打合せ |
2日目 | ・午前 代理店候補2社と打合せ ・午後 見込客1社と代理店候補1社との打合せ |
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3日目 | ・午前 代理店候補2社と打合せ ・午後 見込客2社との打合せ |
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4日目 | ・午前 前日会った見込客1社とそのパートナーとの打合せ ・夕方 現地発 |
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フォロー (約2週間) |
・今後の営業戦略の協議 ・各社へのメールでのフォローアップ |
<費用>
110万円程度 *旅費・宿泊費は別途
<インドネシアでの市場機会>
昨年のマレーシアに続き、今年はインドネシアをターゲットとして販路開拓を行いました。インドネシアは世界最大のイスラム教徒を抱え、東南アジア最大の約2.5億人の人口を誇る巨大市場です。現在は石油安で経済はやや停滞気味ですが、過去7年間でGDPは2倍に膨れ上がりました。ジャカルタやスラバヤ等を中心に製造業が急激に発展しています。
<現地企業との打合せ>
今回、現地で会った9社のうち7社は中国系インドネシア企業でした。今回は分かったことは、昨年のマレーシアとは市場環境が全く異なるということでした。特に競合するローカル製品の価格は極端に安く且つ品質が悪く、2社で市場を寡占しているということが判明しました。残念ながら商売に直接つながる話にはなりませんでしたが、現地生産を一緒にやりたいというオファーを1社から頂きました。多くの問題がありますが、有力な選択肢になり得る可能性があるため、継続してフォローする必要がありそうです。
<現地パートナーのサポート>
インドネシアの現地パートナーはオリッサインターナショナルで、シンガポールに本社があり、その他東南アジア諸国ほぼ全域をカバーしている国際投資と貿易のコンサルティング会社です。昨年のマレーシアで同様のプロジェクトを実施しているため、今回の準備は非常にスムースに進みました。但し、当初の訪問予定がラマダンに重なったため、8月後半での訪問へ変更しました。現地ではエリザベスさんに全ての打合せに同行してもらいサポートしてもらいました。
*海外販路開拓の内容はこちらを参照ください。
*東南アジア市場の情報はこちらを参照ください。