海外営業・貿易窓口代行業務の報告【海外営業代行事例】
2014年8月のマレーシアでの展示会に参加した後、9月より現地総代理店によるマレーシアでの営業活動がスタートしました。最初のクオーターの売上は約200万円程度と小さいものでしたが、先日、スカイプでの営業会議で今後の営業戦略について議論を行いました。 |
<サービスの概要>
プロセス | 実施内容 |
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総代理店との 契約手続き |
・見込客との販売契約書締結 ・総代理店契約締結 ・初回出荷分の輸出手配 ・受発注方法の確立 ・現地在庫の管理方法設計 |
フォローアップ | ・営業進捗の確認(月次) ・技術Q&A対応 ・現物在庫確認(期末) ・営業会議(四半期) |
<費用>
月額10万円程度+製品出荷1回5万円程度
<海外営業・貿易窓口業務の内容>
印刷業向けの産業機械メーカーであるクライアントは、2014年8月に出展したマレーシアでの展示会期間中に現地企業と総代理店契約の合意に至りました。帰国後、弊社が営業と貿易の窓口を務めフォローを行い、メールベースで契約の詳細を詰めて、無事契約の締結に至りました。
また、展示会で商談をした見込客より正式な発注があり、販売契約書の締結、初回製品出荷も無事に完了しました。その他、現地での在庫管理方法や受発注方法の取決め等を行い、繁忙期であるクリスマスシーズンに突入しました。
製品のメンテについては、予想以上に総代理店が良く対応してくれたようで、最初の四半期での技術的なQ&Aのやりとりは1回だけでした。写真やビデオですぐにやりとりができるので、問題はすぐに解決したようです。
<営業実績と今後の戦略>
マレーシア市場にとって新しい製品であり、展示会直後に繁忙期を迎えたこともあって営業できる期間が限定されていたため、最初のクォーターの売上は200万円程度とあまり伸びが見られませんでした。代替品となる現地製品との価格差もあり、材質の見直し等によるコスト削減が必要なようです。
年明け早々に四半期を振り返る営業会議を開き、今年の営業戦略について議論を重ねました。2015年は価格見直しと、印刷業のユーザーだけでなく意思決定に関与するデザイナーへの認知度向上を図るためのプロモーションを行うということで営業計画は合意されました。
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