マレーシア販路開拓ツアー報告【販路開拓支援事例】
2014年6/22(日)~25(水)でマレーシアでの販路開拓ツアーを行って参りました。クライアントは印刷業向けの産業機械メーカー様で、現地では代理店候補4社と見込客4社との打合せを行いました。日本では衰退しつつある古い技術が、マレーシアでは新しい技術として迎えられました。
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<サービスの概要>
プロセス | 実施内容 | |
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事前準備 (約2ヶ月) |
・英語版提案書の作成 ・代理店候補基準の作成 ・代理店候補のリストアップ ・代理店候補へのコンタクト ・代理店候補との打合せアポイントの取得 |
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現地 訪問 |
1日目 | ・夕方 現地着、事前打合せ |
2日目 | ・午前 代理店候補1社と打合せ ・午後 見込客1社と代理店候補1社との打合せ ・夕方 午前中に会った代理店候補との会合 |
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3日目 | ・午前 見込客2社と打合せ ・午後 代理店候補2社との打合せ ・夕方 2日目に会った代理店候補と会食 |
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4日目 | ・午前 見込客1社との打合せ ・午後 3日目に会った見込客と打合せ ・夕方 現地発 |
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フォロー (約1ヶ月) |
・今後の営業戦略の協議 ・代理店候補との交渉 ・展示会出展の手続き ・展示会用デモ機の輸出手続き |
<費用>
120万円程度 *旅費・宿泊費は別途
<マレーシアでの市場機会>
マレーシアは世界銀行が毎年発表する国・地域別のビジネス環境のランキングで、世界6位にランクされる東南アジアの先進国です。人件費も近年高騰しており、様々な産業でオートメーション化に進んでいます。クライアントの製品は、日本国内では陳腐化した技術でしたが、マレーシアでは今まで労働集約型で行われていた作業を自動化できる新しい技術として迎えられました。
<現地企業との打合せの様子>
今回、現地で会った8社のうち7社は中国系マレー系企業でした。8社のうち6社が興味を示し、そのうち4社が具体的な契約意思を示し、そのうち2社とは滞在中にエクストラの打合せを行いました。総じて言えることは、彼らの意思決定は早く、やると決めた後の押しが強烈に強いということです。クライアントもその勢いに驚きながらも、滞在中に相手の反応を見ながら柔軟に対応頂きました。
帰国後、代理店候補の2社と協議を継続し、そのうちの1社と8月の展示会にて彼らのブースに出展することが合意され、慌ててデモ機の準備と輸出の手配を行いました。その展示会の様子は後日別途ご報告致します。
<現地パートナーのサポート>
マレーシアの現地パートナーはオリッサインターナショナルで、シンガポールに本社があり、その他東南アジア諸国ほぼ全域をカバーしている国際投資と貿易のコンサルティング会社です。マレーシアでの現地企業との打合せ後、別件の用事もあり彼らのオフィスに立ち寄り、マネージャーのシンディさんと今後の展開について打合せをしてきました。今回の実務を担当してくれたのはマレーシア駐在員のイリさんで、大学院でPh.Dを取得中のインターンで、最高の候補企業との打合せをアレンジしてくれました。シンディさん、イリさん、サポートありがとうございました。
*海外販路開拓の内容はこちらを参照ください。
*東南アジア市場の情報はこちらを参照ください。